休職、そのまま退職 ~(2)休職中のこと
私は昨年、
会社を休職。
復帰することなく退職。
そして、職業訓練校へ入学した。
前回、会社を休職することになった時のことについて記録した。
今回は、休職中のこと について書く。
休職開始初日~最初の1週間
はっきり言ってほぼ何も覚えていない。
何も考えず本能のままに過ごしていたように思う。*1
ゲームをして好きなものを食べて。
この期間はボーっとしていることが多く具体的にはっきりとは覚えていないが、ひとつ覚えていることがある。
用事があって自宅近所を出歩いたとき、勤務中には触れることがないであろう非常に穏やかで静かな空気があった。この時にすごくほっとしたのと同時に休職できたことをうれしく感じた。この時の気持ちはきっと忘れないと思う。
今まで限界に感じていた毎日からの解放を感じたんだろう。
休職2週目以降<日頃の生活>
最初の1週間は本能のままに過ごしていたけど、休職はあくまで「元気に回復するためのお休み」なので、少しだけ心を入れ替えた。
と言っても、規則正しい生活で穏やかに過ごすようにする ということだけを意識した。
朝起きて、日を浴びて、3食摂って。
そして、近所のスーパーにも昼間にいったり(←これは食料品や日用品を買うために絶対必要なことなんだけど)、図書館にも足を運んだり、あまり引き籠らないようにした。
この過ごし方で、毎日忙殺されていた休職前とは、心身ともに変わったと思っている。
実際に主治医からも、良い心がけと褒めてもらえたので、やっぱり基本的なことは人間の健康にとって重要なんだなと思った。
休職2週目以降<お金のこと>
休職期間中は給料が出ないため、傷病手当金が保険組合から支給されるけど、すぐには支給されないし、仮に休職が長引くと経済的な不安が生まれると思った。
そこで、自宅の断捨離兼ねてヤフオクやメルカリを始めた。
もちろん給与ほどの金額は得るつもりはなかったけど、少しでも生活の足しにするつもりで。結論から言うと、生活費の一部になりうる売上金になった。(と言っても税金が発生するほど大きな額ではない)
それ以外では、第三者とのやり取りをすることで、休職中も社会的な交流を遮断せずに済んだのはよかった。これは結構メリットだったと思う。
時として、出品者業や発送作業で慌ただしくする日もあったが、自分の好きな時間に自分のペースで作業できたので、ストレスは全く感じなかった。ま、嫌に感じたらやめればいいや、って思ってたしw
もし休職中の人がこの記事を読んでいたとしたら「無理を感じない程度にやってみては?」といったアドバイスをするでしょう。
休職2週目以降<通院>
2週間に1回通院をした。最初はそのペースで、4ヵ月くらい経ってから、月1回になった。
診察は症状のbefore/afterと、困っている点を伝えるようにした。*2
通院の有無にかかわらず、こうやって自分を客観的に見るようにするのは、新たな気づきになると、この時に改めて感じた。
わたしの場合はメンタル的な不調がほぼ無かったことと、担当医との相性が幸いにも良かったこと、診断書や傷病手当金の書面も当日中に直ぐ書いてくれたので、毎回ストレスフリーでスムーズな診察だった。
今振り返ってみると、地味だけど平和で穏やかな生活を過ごせたと思う。
これらがあったおかげだと思ってる。
ここから先は退職一直線なので、次回書くことにする。